絵柄を開拓するためには色々なやり方
その方法の一つとしてあるのが、テレビや映画を観ながら描くことです。
いまならGYAO!などの無料配信サイトで観るといいかもしれません。とにかく興味のあるもの。一時停止できるものがオススメ。
メモを取るイラスト版です。
ポイントとしては3つ。
- 軽いスケッチから細かい描写を描き込む。
- 気になったものをひたすら観察して描いていく。
- 映る全てから感覚で描く。苦手でも気になったらかく。
話が気になったら話に没頭しもいい。それはそれで漫画を描く脚本力が付くので。
メインのキャラや物は最低書くようにしましょう。
物語というよりかはドキュメントの方が良いかもしれません。同じ被写体が何度も出るので。
観るものの選び方とオススメ
オススメは情熱大陸です。
同じ人に密着型のドキュメントなのでその人の細かな表情を見て描くことが出来ますし、面白いテーマで密着しているので興味の幅を広げることが出来ます。
描いたものを見ながら綺麗描き直したり発見を探してみたりするとより深く理解できます。
ドキュメント物は画角にこだわっているものが多いので、真似をする事や勉強になる事が多いです。
描写やディテールを掴みたいならアニメがおすすめ
アニメはモノの簡略化や密度、見せる所の描き込みなどがうまいものは抜群にうまいので凄く勉強になります。
カメラアングルや場面の切り替えや物語の間はアニメならではのものもありますが漫画でも活かすことが出来るものもあります。
ただしすべてのアニメが勉強になるかと言えばそうではありません。
やはり予算や製作期間、人手不足などで作画が安定していない作品もあります。
なので参考にするのは全話を通してみるのであれば評価の高いものを。
そうでなければ1話を見る事をオススメします。
理由は1話は視聴者を獲得するためな重要なものです。なのでこだわって作っている場合が多い。
そして、そのアニメの世界観などをうまく見せつつキャラクターを動かしているかを見ることが出来ますので冒頭の話づくりの参考になりやすい。
あとは1話完結で世界観に引き込むためのストーリーで構成される場合もあるので話の流れがすごく勉強になる場合があります。
良い作品は大体1話が面白い事が多いです。(一部例外アリ)
あと、最大の理由としては1話だけ無料で見れる場合がある。というのも大きな要因です。
アニメを見ながら描く場合は気になった部分は一時停止して描くことも大切です。
軽く描くことから覚えてより興味のあるものを細かく描写できるようになりましょう。
興味があるという事は自分の描きたいものに反映されることが多いです。
そして好きを表現できるようになることは自分の作品の大きな武器になります。
最後に
最初のうちはスケッチなどから始めないで気になった部分を文字に書き留めておくというのもおすすめ。
まずは、作品を楽しむことが重要です。
そこから面白い部分や興味の出た部分を分析して自分の作品に落とし込むを言う作業をしていくと、より作品に深みが増すと思います。
なにか作品作りで行き詰ったりしたときに実践してみて下さい。
コメント